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適正な補償を受けるための示談交渉

交通事故の後、被害者が適正な補償を受けるためには示談交渉が重要な鍵となります。示談交渉では保険会社との駆け引きが発生するため、基本的な知識と準備が必要です。
兵庫県尼崎市の清藤法律事務所では、被害者の方々が適切な補償を受けられるようサポートしています。
示談交渉とは?
示談交渉とは、裁判所を通さずに当事者同士の話し合いで問題を解決するプロセスです。交通事故の場合、被害者と加害者の保険会社の間で、過失割合や損害賠償額について協議します。
示談が成立すると法的な拘束力が生まれ、原則として後から内容を変更することはできません。そのため、示談内容に納得がいかない場合は、安易に合意せず、専門家に相談することが重要です。
示談金の種類と内訳
示談金(損害賠償金)には、以下のような項目が含まれます。
人身損害に関する項目
- 治療費:病院での診察、手術、入院にかかった費用
- 通院交通費:医療機関への往復にかかった交通費
- 休業損害:事故による怪我で働けなかった期間の収入補償
- 慰謝料:精神的苦痛に対する補償
- 後遺障害関連:後遺障害慰謝料や逸失利益など
- など
物損に関する項目
- 修理費:車両や所持品の修理・交換費用
- 代車費用:修理中に代車を借りた費用
- 価値減少:修理しても残る資産価値の減少分
- など
これらの項目すべてを適切に請求するには、専門的な知識が必要です。見落としがちな項目もあるため、弁護士のチェックが役立ちます。
示談金の算定基準と相場
損害賠償金の算定には、主に以下の3つの基準があります。
自賠責基準
最低限の補償を目的とした基準で、金額が最も低めに設定されています。
任意保険基準
各保険会社が独自に定めた基準で、自賠責基準よりは高額ですが、裁判基準よりは低い金額に設定されています。
弁護士基準(裁判基準)
裁判所の判決に基づく基準で、3つの中で最も高額となります。弁護士が交渉に入ると、この基準で賠償金を請求することが可能です。
保険会社は通常、任意保険基準で示談金を提示してきます。提示額が適正かどうかを判断するためには、弁護士への相談が有効です。
示談交渉の流れ
示談交渉は一般的に以下の流れで進みます。
事故発生と初期対応:警察への連絡、保険会社への報告
診断・治療:医師の診断を受け、治療を継続
症状固定:治療の効果が頭打ちになる状態
後遺障害等級認定(必要な場合):後遺症が残れば等級認定を申請
損害額の算定:すべての損害を計算
示談交渉:保険会社との金額交渉
示談書の作成と締結:合意内容を文書化
示談交渉での注意点
示談交渉を進める際には、以下の点に注意しましょう。
人身事故として処理する
軽い症状でも必ず病院で診察を受け、人身事故として処理することが重要です。事故直後は症状がなくても、数日後に痛みが出ることがあります。
示談内容の確認
示談書にサインする前に、以下の点を必ず確認してください。
- 事故の日時や場所、当事者名の記載は正確か
- 過失割合に納得できるか
- すべての損害項目が含まれているか
- 金額は適正か
- など
示談交渉が難航した場合の対処法
示談交渉が上手く進まない主な理由には、以下のようなものがあります。
- 過失割合について合意できない
- 提示された金額が低すぎる
- 保険会社が特定の損害項目を認めない
- 加害者が任意保険に未加入である
- など
このような場合、弁護士に依頼することで状況が改善する可能性があります。弁護士は専門的な知識と交渉力を持ち、適正な補償を受けるためのサポートをします。
弁護士に依頼するメリット

示談交渉を弁護士に依頼するメリットには、以下のようなものがあります。
- 裁判基準(最も高額な基準)での賠償金請求が可能になる
- 保険会社との交渉を代行してもらえる
- 見落としがちな損害項目も請求できる
- 過失割合についても適切な主張ができる
- 精神的・時間的負担が軽減される
- など
多くの自動車保険には「弁護士費用特約」が付いており、この特約を利用すれば弁護士費用を保険でカバーできます。ご自身の保険に特約が付いているか確認してみましょう。示談交渉でお悩みの方は、清藤法律事務所へお気軽にご相談ください。
示談交渉についてさらに詳しい情報は、当事務所の「交通事故専門サイト」でもご紹介しています。