弁護士コラム

債務整理とは?借金を減らす3つの方法と注意点を弁護士が解説

2025.11.26
債務整理とは?借金を減らす3つの方法と注意点を弁護士が解説

法律問題は誰にでも起こりうるものですが、その解決には専門的な知識と経験が不可欠です。兵庫県尼崎市の清藤法律事務所では、皆様が抱える様々な法的課題に対して、分かりやすく実践的な情報をお届けしています。

借金問題から相続、交通事故まで幅広い分野において、法律の専門家として皆様の権利を守り、最適な解決策を見つけるお手伝いをさせていただきます。このブログを通じて、法律をもっと身近に感じていただき、問題解決への第一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

今回は「債務整理の方法と注意点」について解説します。

債務整理で借金問題に向き合う

債務整理とは、返済が困難になった借金を法律の手続きによって整理し、生活の再建を図る方法の総称です。「借金を減らす」「返済の負担を軽くする」といった効果が期待でき、法律で認められた正当な解決手段となります。

毎月の返済に追われ、生活が苦しくなっている方や、複数の借入先への返済管理が困難になっている方にとって、債務整理は現実的な選択肢の1つです。

3つの債務整理方法とそれぞれの特徴

債務整理には主に3つの方法があり、借金の状況や収入、生活環境によって適した方法が異なります。

任意整理による返済条件の見直し

債権者と直接話し合いを行い、今後発生する利息のカットや返済期間の調整を目指す方法です。裁判所を通さないため、手続きが比較的スムーズに進みます。

元金そのものは原則として減りませんが、利息負担がなくなることで月々の支払額を抑えられる可能性があります。整理する借金を選べるため、住宅ローンや自動車ローンを対象から外すことも可能です。
安定した収入があり、利息がなくなれば数年で完済できる見込みがある方に向いています。

個人再生による大幅な圧縮

裁判所に申立てを行い、借金総額を大きく減らしてもらう手続きです。一定の条件を満たせば、借金を5分の1程度まで圧縮できる場合があります。

住宅ローンに関する特則を利用すれば、自宅を手放さずに借金問題を解決できる可能性もあります。ただし、減額後も返済は続くため、継続的な収入が必要です。

持ち家を守りながら借金を大幅に減らしたい方、また借金額が大きく任意整理では対応しきれない方に適しています。

自己破産による返済義務の免除

裁判所に申立てを行い、原則としてすべての借金の返済義務を免除してもらう手続きです。税金や養育費など一部の債務を除き、借金がゼロになります。

その代わり、一定以上の価値がある財産は処分の対象となります。生活に必要な最低限の財産は手元に残せますが、持ち家や自動車などは失う可能性があります。

収入がなく返済の見込みが全く立たない方、あるいは借金額が極めて大きく他の方法では解決できない方の最終手段として位置づけられます。

知っておくべき注意点とリスク

債務整理を行う際には、いくつかの注意点があります。

信用情報への記録

どの方法を選んでも、信用情報機関に一定期間記録が残ります。この間は新たなクレジットカードの作成や、ローンを組むことが難しくなります。記録が残る期間は手続きの種類によって異なりますが、概ね5年から7年程度です。

手続きによる制約

個人再生や自己破産では、官報という国の広報誌に氏名や住所が掲載されます。一般の方が官報を見る機会は少ないものの、金融関係の仕事をされている方が身近にいる場合は注意が必要です。

また自己破産の場合、手続き中は一部の職業に就けない制限があります。この制限は手続き終了後に解除されますが、該当する職業に就いている方は事前に確認しておくべきでしょう。

費用の負担

専門家に依頼する場合、手続きの種類によって費用が異なります。任意整理は比較的費用を抑えられますが、個人再生や自己破産では相応の費用がかかります。ただし、分割払いに対応している事務所も多く、支払いの相談は可能です。

状況に応じた適切な選択を

状況に応じた適切な選択を

債務整理は借金問題を解決するための有効な手段ですが、それぞれの方法にメリットとデメリットがあります。ご自身の借金額、収入状況、守りたい財産などを総合的に考えて、最も適した方法を選ぶことが大切です。

また、債務整理を行うタイミングも重要です。返済が困難になってから時間が経つほど、選べる選択肢が限られてしまうこともあります。

兵庫県尼崎市の清藤法律事務所では、借金問題でお困りの方のご相談を丁寧にお受けしております。現在の状況を詳しくお伺いし、考えられる解決方法とそれぞれの特徴を分かりやすくご説明いたします。

一人で悩まず、早めにご相談いただくことで、より多くの選択肢を検討することができます。借金の問題は必ず解決への道があります。まずはお気軽にご相談ください。

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